2010年10月19日火曜日

NOVEL 「ユニコーンの日」 「赤い彗星」

G-GUNDAMシリーズの最新版、作家 福井晴敏 氏の「ユニコーンの日」を読破。

かなり前に文庫本が発売となり、買ってみたところ、
UC0093「逆襲のシャア」から3年後の話ということで、
ファースト・GガンダムからSTORYがいい具合につながる形でした。

(アースノイド・スペースノイド・ジュピトリアン)
増えすぎた人口を宇宙に移民させ1世紀が経つ。
スペースコロニーに住む少年バナージ・リンクスは、
オードリー・バーンと名乗る謎の少女を助けたことから
ラプラスの箱」を巡る事件に巻き込まれてゆく。
開放されれば地球連邦政府が転覆すると言われる「箱」の正体とは・・・?(←ここがとても気になる。)もちろん最終巻にならないとわからないでしょうが(T_T)

読み始めると、Gガンダムの世界に引きこまれてしまい読みきってしまいました。
まだまだボリュームがあってもいいかな?って感じです。

全10巻予定の、G-UNICORN シリーズ

「ユニコーンの日」上下巻に続く、BOOKタイトルはなんと「赤い彗星」。

無反応なファンはいないはずだが?構成うまいですね~

「赤い彗星」の再来、フル・フロンタルが始動しました。


世界を覆す力を秘める「ラプラスの箱」を巡り、
地球連邦軍と反政府組織ネオ・ジオンは交戦状態に突入した。
「箱」の秘密を内包する巨人兵器「ユニコーン」を父から託されたバナージは、
収容先の戦艦内でさまざまな思惑に翻弄される。
そこに「赤い彗星・シャア」の再来、フル・フロンタル。(盛り上がりますね)
再び「ユニコーン」に乗り込んだバナージは、
伝説の「G」のPowerを呼び覚ますことができるか。

なぜ赤い彗星シャアのモビルスーツは3倍速かったのか?
という疑問に答える記載の部分。意外と真面目な答えです。内緒??

これから先の発行が楽しみな本です。


Introduction

フル・フロンタル  Voice  池田秀一

UC0096時点におけるネオ・ジオン軍の首魁。大佐。「シャアの再来」と呼ばれる仮面をつけた謎の男。「丸裸」を意味するその名とは裏腹に、謎めいた言動でバナージ達を翻弄する。赤いモビルスーツ[MSN-06S シナンジュ]を駆り、赤い彗星の名に恥じぬ神業的なモビルスーツの操縦や高いカリスマ性を持ってネオ・ジオン残党を糾合し、地球連邦軍と宇宙世紀の根幹に関わる秘密を巡り争奪戦を繰り広げる。
素顔や口調はシャア・アズナブルに酷似しており、その声もシャアの記録映像を見たことのあるネェル・アーガマ艦長オットーをして「そっくり」と言わしめる程に似ている。額にはシャアが1年戦争終盤アムロによってつけられた傷と同様の傷跡がある。一方でフロンタル本人はシャアを「敗北した人間」と称する。
ラプラスの箱を奪取して連邦との取引材料に用い、ジオン共和国の自治権放棄を延期する間に外交を駆使して「コロニー共栄圏」(または「サイド共栄圏」)構想を推し進め、経済的に地球を孤立させる事で地球に住む人々を棄民にしようと目論む。ラプラスの箱の中身に関心はなく、シャアを含めジオンやネオ・ジオンを率いてきた人物たちのように乱暴な手段を用いてでも、スペースノイドの独立や救済を図ろうといった意志や情熱もない。目的の為ならば俗人に迎合し、他人を踏みつけにすることを厭わない極めて冷めた政治観と野心を持つ「赤い彗星の亡霊」。その正体はジオン共和国の右派グループに作られた強化人間であり、凋落する組織を支える希望としてシャアを模して生み出された。

sina_t.jpg
MSN-06S  SINANJU


MSN-04 SAZABI , RX-93 νガンダムと同じく、機体の駆動式内骨格「ムーバブルフレーム」の一部にパイロットの脳波に反応する特殊構造材「サイコフレーム」を採用したNT専用機

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